イワコの工事日記

記憶の記録 vol.5 つづき!

 広尾 胡同四合坊 つづきね!

そうね・・・
本当に懐かしいわ
社長が毎朝待っていた事
途中からアメリカ人の黒人さんがスタッフに加わった事
毎日ユンケルを飲みながら働いていた事
陰に隠れて居眠りしていた事
フフフ

そう現場はとても暑い真夏だったわね
工事も中盤に差し掛かり
だんだん形になってきた頃
社長に言われたの
一角にあった小さな3階建てのビル
『 ここはバーにするから一人で作ってて! 』
そう好きにして良いよとの事
凄く嬉しかったの だって広尾のバーだもの
同時に『一人かよ!』と心の叫び・・・

以前にも話した潰れたラーメン屋さん
壁には埃だらけの巨人軍 原さんと中畑さんが笑ってる
うーん どうしたものか?
まずは解体 1階と2階をぶち抜いちゃおう イエーイ!_
一人でバンバン壊しました
もっくもっくの埃の中 汗だくで壊したら
まースッキリ あらら
もしかしてここ・・・
すっごく可愛くなるかも!
吹き抜けの室内に2階は渡り廊下的にしたら
行った事も見た事も無いけれど
上海50`sの裏路地にあるバーみたいになるかもー
なんて妄想を膨らましながら
コツコツと作ったわ
ラスカットを張りつめ モルタル左官をし
小窓を作り カウンターを鉄板で作り
塗装をしてと コツコツね

自分で言うのも恥ずかしいし
既に見られない事をいい事に言っちゃうわ
あれは最高に可愛かったわ
あれは今のあたしにはきっと作れない
若かったのねー
お店の名前は『 餃子BAR China Star 』
小さいけれど
素敵なお店でした

さてレストランの方はといえば
まだまだやる事盛りだくさん
内装につづき外装 
メインは初の試みだった
北京ダック専用の釜
耐火煉瓦を積み上げ 本場さながらのような風合いのもの
いやいや狙うというより なっちゃってましたね

それに引き続き 中庭は大谷石を敷き詰めて
渦巻き柄にしようということになり
重くて大きい大谷石を購入
敷き詰めるメンバーはあたしと
なぜか国際色豊かに
黒人さんのジェイと手伝っていたイラン人のアシュラフ
なぜにこの遠いアジアの一国で
日本人とアメリカ人とイラン人が石を積む・・・
苦笑です 面白い ククク

しばらくすると主張の強いアメリカ人と
イラン人が言い争う
『なんでお前言う事訊かない!?』
『あたしの国は砂と石の国よ あなたより詳しいねー!』
などとこのふたり・・・
ハァァァ 面倒くさーい!

なんだかんだと地べたを這いつくばる事3日間
なんとか完成
素晴らしいものになりました

そんなことや事件もたくさん起こり
たくさんの他の部署のスタッフも手伝い
社員が一丸となり 作り上げたお店
ボロだったけども それなりに芸術品だったと思います
すでに見る事も出来ませんが
いまだに心に焼き付く
素敵なお店であったと思います
いつかまたあんなお店を作れるような機会が
あるといいな 楽しみです

まだまだ書きたい事がたくさんあるけれど
長ーくなってしまうので そろそろ閉店です
さよならー

イワコ

見てかわいいー
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by iwako4444 | 2011-09-02 10:35 | 記憶の記録 | Comments(0)